天然絞り丸太!!!

DSCF1274

 

床柱は、床の間の要ともいうべき銘木で、床の間と床脇の間におかれる一番目立つ柱のことです。ただし、大黒柱のようなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、柱としての役割よりも、床の間を飾るものとしての役割の方が、床柱にとっては重要となります。

床柱に利用される銘木は非常に多岐にわたり、紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)などの唐木類、四角い形状を持ち、松柾や杉柾、欅(ケヤキ)などを使った角柱類、丸い形状を持ち、杉磨き丸太や絞り丸太などを使った丸太類、木の皮が付いた状態のまま利用した桜や椿、香節などの自然木、また木の代わりに竹を利用した銘竹などもあります。

 

 

DSCF1272

 

今回の建物で使われている床柱は、北山の天然絞り丸太です。

通常は伐採の2~3年前に箸状の材料を幹に巻きつけて絞り模様をつける人工絞りを使うのですが、今回は天然物なので自然の状態で、表面全体に細くゆるやかなシワ(波状)の出来たものをいい、立地条件と樹齢に大きく左右され床柱に適するほどの天然絞は、非常に数が少ないとされ、拘りの銘木である。