☆土地のあれこれ☆番外編☆

こんにちは!小倉東店 千々和です。 明日9月21日・22日・23日の3日間、小倉南区にて完成見学会を行ないます!ぜひお越しください!

今日はその完成見学会の準備をしているときに、『掛矢』という木製のハンマーを使って杭を打っていたところ、うっかりすねを叩いてしまい痛めてしまいました・・・トホホ・・・。

というわけで今日はこの『掛矢』についてご紹介します。

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こんなものですねを叩いたら・・・ピコピコハンマーよりは間違いなく痛いです!

 

『掛矢』(かけや、と読みます。)とは掛矢とは、樫などの硬い木で作られた大型の木槌のことです。「掛矢」は杭などを打込む時や、物を壊したりするのに用いられますが、住宅の仕事ではお客様が目にするのは地鎮祭の時の、地鎮の儀(じちんのぎ)の杭打の儀(くいうちのぎ)の際に施行者側が用いる時です。

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杭打の儀の様子です。掛矢を持つ方の「エイ!」、杭を支える方の「オオー!」という掛け声と共に杭を打ち込み、施工の安全を祈願します。

余談ですが、掛矢という言葉の語源も調べてみましたが、諸説ありはっきりしていないそうです。木のくさびのことを昔、木矢(もくや)と言っていましたがそれを打ち掛ける(打ち込む)ための道具のため掛矢を言った、という説があります。

建築に関わる用語には専門的なものが非常に多くあります。皆様も家づくりについて勉強される際にわからない言葉が出てきた時には、少し調べてみると面白いかと思います。